悲しみの出口を探して

夫を亡くしました。悲しみの真っ只中です。誰かにこの気持ちを聞いてもらえれば、とても有難いです。

心遣い


昨晩、遠く海の向こうに住む、

主人の元上司からとても素敵なお花が届きました。


写真には写っていませんが、

上の方に百合の蕾がいくつかあります。


今日、仕事から帰ってきたら

百合の芳醇な香りが部屋に満ちていました。


暖かく、帰宅を迎えてくれたように感じ、

心が穏やかになりました。


仕事をしている間は、集中しているのですが、

ふとした瞬間に、いろいろ思い出していました。


私が今一番主人に聞いてみたいことは、

「幸せだった?」


結婚して20年と少し。

いろいろあったけれど、

私は幸せでした。

仕事復帰


主人が亡くなって、

お休みをもらっていましたが

今日から仕事復帰しました。


職場の仲間は久しぶりに出勤した私に、

無言で抱擁してくれました、


この時期、密になるのも承知ですが、

みんな順番に抱擁してくれました。


ただただ泣いてくれる人、

知らなかった、ごめんと謝ってくれる人、

みんなの愛を感じる時間でした。


私にはたくさん支えてくれる仲間がいる。


とても心強く、とても有難いことだと感じました。


私は一歩踏み出せた気がします。


まだまだ辛い瞬間もありますが、

下を向かずに歩いていきたいです。

明日の準備


明日から仕事に戻ります。


約2週間、お休みをいただき、

役所に行き、手続きをしたり、

電話をしたり、忙しくしていました。


子ども達も春休みに入っていたので、

出来るだけ一緒にに買い物したり、

ご飯を食べたりしました。


思春期真っ只中の中学生の息子と、

主人の闘病中、コロナ禍の中、

がんばって春から大学生になる息子、

2人ともとても強くたくましい、

私の自慢の息子です。


主人のお陰でこの自慢の息子に恵まれて、

私は幸せだと思います。


主人も幸せだったのかな?


まだまだ自問自答が続きます。